SSブログ

木曽三川トライアスロン 完走記 バイク編 [マラソン完走記など]

バイクのビンディングシューズは、クリートがくっついているため、基本的には歩けない。もちろん走れない。

だから、エリートレーサーは、ペダルに前もってビンディングシューズをつけておいて、裸足で走りながらバイクを押していく。で、加速したところで、それを履くのだそうだ。

僕には当然そんな芸当はできないので、しっかりシューズをはいてから、コツコツ音をたてて、歩きにくいことこの上ないシューズで歩きながら、バイクを押していく。で、バイクスタートのラインを越えてから、バイクに乗る。

もともと、バイクでそんなにスピードを出して長距離を乗る練習はしていなかった。街乗りでは平均20kmちょいがいいところ。速くて25km平均ぐらいでしか乗ったことがなかった。

そのうえ、バイクは、もともと街乗りでもできるタイプということで、スピードがでないタイプのロードレーサーである。

だから、多少バイクパートでは抜かれることは覚悟していた。だが、これほど抜かれるとは…

だいたい40kmもノンストップで、しかも真剣に乗ったことがなかったので、どのぐらいのペースなら持つのかどうかもわからない手探り状態。まずは、ゆっくり入って、徐々にあげようかなと思っていると、すぐに後ろから追いつかれる。やはりバイクの差か、追い越していく選手は、実に軽々と追い抜いて行く。ペダルが、なんか軽そうだ。

もちろん、実力的な問題もあるが、バイクパートでは、バイクの性能がかなりパフォーマンスを左右するということを実感した。真剣にトライアスロンやるなら、やはりそれ用のバイクがないと、太刀打ちできない。

最初にはかった1マイルのラップが、16分40秒ぐらい。これでも未経験の速さ。こんなスピードで飛ばせる道も近くにない。この木曽三川公園のコースは、 フラットで、バイクの練習には最適だ。今度は、バイクの練習のときはここにかぎるなあ。

折り返すと、多少逆風の影響を受ける。ギアを軽くして、回転数を多くする。

相変わらず、どんどん抜かれる。トップのレーサーのバイクは、音が違う。なにか、空気を切るというか… あれは気持ちがいいだろうなあと思う。僕もスピード出して走れるバイクがほしくなってきた。ただ、もう部屋には収納スペースがないけど…

このコースは、10kmを4周回する。ようやく1周回が終わり、2周回目に入る。ペースはだいたい一定を保っている。この周回で、初めて、抜かれたバイクを抜き返す。しかし、また同じバイクに抜かれる。結局、そのバイクとは抜きつ抜かれつの接戦を演じ、最終周回で気力を振り絞って、突き放したが…

バイクで40kmなんて、楽勝と思っていたが、これだけ真面目に走るとさすがに厳しい。特に、お尻の筋肉が悲鳴をあげている。

4周回目になると、いやにバイクが少なくなる。すでにバイクパートを終えた選手が多いということ。なんだか、ポツポツと雨粒も。風も強くなってきた。 

最後の方は疲れてラップが1マイル17分台に落ちてしまったが、それでも最後は何台かを抜いて、フィニッシュ。 

トランジッションエリアで、ランの準備に切り替える。ここは、さほど時間がかからない。だが、異様に足も体も重い。エネルギージェルの残りを一気に飲むと、さて、ランスタートだ。

 ラン編に続く 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。