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2013別府大分マラソン 完走記(1) [マラソン完走記など]

去年、3時間18分で走り、初めて20分を切ったこの大会、今年はなんとか3時間15分を切りたいと思って準備してきた。

11月の大阪では、3時間21分。その後の伊勢ハーフも91分台と調子はよい…はずだった。

レース3週間前のみのかもハーフでは、手ごたえもあった。

ところが…

まず懸念材料は体重を減らしきれなかったこと。お正月にどうも食べ過ぎて、そこからなかなか体重が落とせない。落とせない原因は、足の不調。右のハムの裏から膝裏、ふくらはぎの上部にかけて、かなり固く、違和感があり、走った後にだるくなる。シューズを脱ぐときに痛みがあり、気になって、あまり距離を走ることが出来なかった。

ポイント練習も、予定通りこなせず、違和感が出ると故障が怖くて追い込めない。

結局、別大前の最後の週は、かなり調子の悪い状態で、スタート直前まで、「本当に走るのかな~」というようなテンションの低さ。それでも、走り始めてみたら、調子が戻っていた! なんてことにならないこともないかな…と淡い期待を抱いてスタート。

気温は10度。風もほとんどなく、太陽は照っていて、暑いかなと思ったが、空気が冷たく、絶好のコンディションと言ってよいと思う。

スタートロスは24秒。去年よりも参加者はかなり増えていて、スタート地点までは歩き。走り初めで、今日の調子をチェックする。調子がよいと、ジョグ程度の感覚で4分40秒ぐらいで走れる(みのかもハーフのときはそんな感じだった)。しかも、最初は下り坂だから、楽に入って5kmで23分ぐらいというのが皮算用。

NBさんが追いついてきて、しばらくすると、先行。たけしたさんの赤いFRUNユニフォームも先に消えた。どんどん人が少なくなってきて、どうも最後尾に近い位置。まあ、このへんまでは去年と同じような進行。

2km地点ぐらいでペースをチェック。キロ4分50秒ぐらい? 10kmぐらいすれば調子が出てくるだろうかと思いながら、出来るだけ楽にペース維持を心がける。

5kmのラップは24分。関門が49分だから、このペースでいけばクリアだなと考えて、維持。ところが、最近どうもおかしかった左足の小指が痛い。けっこう痛くて、ロキソニン投入を考えるが、いくらなんでも早すぎると思い、我慢。

折り返してきたトップグループはかなりの人数の集団だ。川内選手はどこかな~と見るがわからない。

しかし、自分はと言えば、折り返し、10km近くになっても、ペースはあがらない。沿道で、やたら真剣な顔をして、「最後まで諦めるな!」と叫んでいるおばさんがいる。まだ10kmにもなっていないんだけどな~と思い、ちょっとびっくり。 

10kmの通過は、 48分49秒。11秒遅れたらアウトだった。危ない危ない。さっきのおばさんはじめ、頑張れ、と強い口調で僕を応援してくれる人がかなりいたが、関門にひっかからないように、激励してくれていたのかもしれない。僕自身、ここまで、関門がかなり気になっていた。でもこれで一安心。

そろそろ調子が出てこないかな~と思うが、一向に調子もスピードも上がらない。こんなのは本当に初めてだ。2週間前の30km走の時は、4分30秒ペースぐらいに自然にあがったのになあ… せめて4分40秒ペースぐらいにあがってこないと、どうにもならない。

今年は、去年よりも明らかに応援している人が多い。世界選手権の選考レースになって、注目度も大きくなっているのかもしれないが、最後のランナーまできっちり応援してくれていてありがたい。手を振ると盛り上がってくれる。「余裕だね~」という声も。

15kmのあたりが慌ただしい。なんかカウントダウンしてる。あれ、15kmの関門ってこんなに速いんだっけ? あと30秒とか言っているし、思わず足に力をこめる。ここでひっかかっちゃたまらない。

15kmの通過は、1時間12分43秒。あと17秒でギリギリ通過。

しばらくいくと、 バニーさんが応援してくれていた。

「関門ギリギリで来たよ~」と言うと、「それでOK!」

あとで聞くと、僕の後ろにはもう収容者しかいなかったそうだ。関門通過の中で最下位!

(つづく) 

 

 


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